英会話の上達に「英文法」は本当に必要ないの？その答えは…
英会話ができるようになりたいのに英文法はやりたくない？
まず、結論からお話をしておきましょう。
英会話ができるようになりたいのなら、英文法は絶対に必要です。
受験英語での苦しい経験、学校で最低6年以上は英語の勉強を
してきたのに全く英語が話せないという苦い経験…。
それをなぜか「英文法」の勉強のせいにしています。
でも、「英文法はさんざん勉強して自信あるけど話せない」
と言っていますが、どれくらい文法を理解して使いこなして
いるのでしょうか。
英文法が分かっていなければ英会話はできない！
それでは、この文章を英語で言ってみましょう。
もし大金持ちなら、世界一周旅行するのになぁ
スラスラと言えるでしょうか？
それとも、
「あぁ、これって仮定法過去の文章だよね」
なんて考ましたか？
では、仮定法過去って何だったでしょうか？
現実には起こっていない事だけれど、もしそうだったらと仮定
して話をするときに使います。
高校生の時に、「仮定法過去」「仮定法過去完了」の公式を
何度も覚えたかもしれません。
思い出せますか？
◆仮定法過去（現在の事実に関する仮定）
If+主語+動詞の過去形, 主語+{would / could /should / might}+動詞の原型
◆仮定法過去完了（過去の事実に関する仮定）
If+主語+had 過去分詞 主語+{would / could / should / might }+have 過去分詞
公式だけを見ていると、頭が痛くなりそうですね（苦笑）
ただ、このルールをしっかり理解していれば正確に英文にできます。
もし大金持ちなら、世界一周旅行するのになぁ。
これは今現在のお話しをしているので「仮定法過去」ですね。
「大金持ち」はrichだったりbillionaire(億万長者)の英単語が使えるでしょう。
世界一周旅行はtravel around the worldでOKですね。
英文法の知識と英単語の知識がそろいました。
これならスラッと英語にできそうですか？
もし大金持ちなら、世界一周旅行するのになぁ。
If+主語+動詞の過去形, 主語+{would / could /should / might}+動詞の原型
↓
If I were rich, I would travel around the world.
「大金持ち」の所を「自分が大金持ちの女性なら」と名詞系にするなら
If I were a rich woman, I would travel around the world.
になりますね。
こんなことしてるから英語話せないんじゃないの？
と思われるかもしれません。
ただ、この仮定の話をする時の英語のルールを知っていないと、
時間をかけても正しく言う事はできないはずです。
逆に、一度このルールを覚えてしまえば、応用が利くように
なるのです。
「私がもっと若ければ、彼に告白するのに！」とか(笑)
残念ながら、彼に告白するにはおばちゃん過ぎるという
ことですね（涙）
こんな時にも仮定法を使いこなせるようになります。
文法書に載っているルールは読んだだけでは、ただの覚えにくい
つまらない公式です。
ただ、実際に英語を話したり、聞いたり、読んだり、書いたり
実践を始めるとその重要性に気付くはずなのです。
今まで何となく英語を読んでいた時に、英文法でルールをしっかり
確認して英文を正確に読み取れるようになったら嬉しいはずです。
英会話には英文法が必要なのになぜ嫌われているのか
すれは、ズバリ…英文法の勉強はつまらないものだからです。
確かに、公式のようなものをひたすら覚えていくのは単調で
最初はつまらないですね。
だからこそ、「実践」が必要になるのです。
英文法を学ぶのは、英語を使いこなす、つまり正確に英語を話せる
ようになるためですよね？
だったら、その学んだ事を実際に使ってみなければ、単なるつまらない
英文法の勉強だけで終わってしまいます。
英文法がこれだけ嫌われてしまったのは、勉強だけでアウトプット
する機会がなかったからでしょう。
例えば、テニスで強くなりたいならやみくもにコートにでて実践
練習ばかりしていても、頭打ちがきますよね？
試合に勝てるくらいにテニスが上手くなりたいなら、筋トレして
体力作りをし、素振りを何十回、何百回してフォームを叩き込む
トレーニングをします。
英語ではその基礎作りがボキャビルだったり、英文法の例文音読
だったりします。
最初から英語ネイティブの先生と実践で話をしようとしても、
結局この基礎がなければアウトプットしようもないという事です。
英会話を上達させるための英文法を習得するために必要なこと
英会話ができるようになるためにも、英文法はとても重要だという
ことは分かりました。
ただ、そこで思い切って分厚い文法書を買ってしまうと挫折して
しまいます。←単なる文法の勉強になってしまうので。
そうです、英文法書をただ漫然と読んでいても時間がかかる
割に効果がでません。
英文法など意味がない！というのはこうしたやり方に疲れて
しまった多くの学習者の発言なのですね。
メンタリストとして一躍有名になったDaigoさんが
勉強法に関して興味深いお話をされています。
(6:10秒～10:58秒) (12:15秒～13:12秒）の部分です。
Daigoさんの無料学習アプリが気になるかたは途中も聞いてみて下さい。
この事は正に、英語習得のための勉強法にも通ずるものが
ありますよね。
眠くなるような文法書の本をただ繰り返し読んでいても英語が話せる
ようにはなりません。
それよりも、問題集形式や反訳形式の問題を解きながら
英語のルールを覚えてしまい、あとは音読で体にルールを
覚え込ませてあげた方がずっとはやく使える英文法が身につくでしょう。
英会話を上達させるための英語の言葉のルールを習得するのに
一番効果があるとされているのは「瞬間英作文」です。
そして、何より身に着けた英文法は実践で使ってみることですね。
なぜかと言うと、そのために英文法を勉強したのですから。
近くにネイティブのお友達がいないのであれば、やはり使える
のは、オンライン英会話です。
ただ英会話のレッスンを受けても上達はできません。
ですが、英文法の重要性を理解できているあなたなら、ネイティブの
先生との実践練習を上手く使いこなすことができるはずです。
文法で言葉のルールを覚えると自分の言いたいことを組み立てて
言える感覚が出てきます。
そうすれば、実践練習できる相手が欲しくなるのです。
そして、その英文法を学びトレーニングする事とアウトプットの実践練習
の両方できるのがDMM英会話です。
DMM英会話では、英語スピーキング練習でお馴染みの「瞬間英作文」
のテキストから資格関係のテキストまで利用できるサービスがあり
ます。英語ネイティブの先生との実践練習までできます。
英文法を学び、その効果をアウトプットで実感できるので上達を
実感できます！
英文法は英会話上達に必要だということをあなたも一緒に
実感してみましょう。
英文法は実践で使うために学ぶニャ！
